世間は先月から、
コロナウィルスの感染拡大を受け大騒動が続いている。
学校は休校。
イベントは相次ぐ中止。
東日本大震災を思わせるような、
大混乱だ。
そういえば、
東日本大震災の時。
俺は右目眼筋麻痺(モノが二重に見えるようになるヤツ)を患い。
プロボクサーを続けるために手術に踏み切り。
治療に励んでいた。
あの時は、
世の中の混乱よりも…。
果たして、
自分はこれからボクシングを続けることができるのか?
そんな想いの方が強かった。
そんなことを思い出していた俺は…。
いま、
性懲りもなくまた手術台の上にいる。
今回は、
鼻中隔湾曲矯正手術。
つまり、
曲がった鼻を真っ直ぐにする手術だ…。
ボクシングなんて競技をしていると、
鼻が曲がるなんて事はよくあることで…。
大なり小なり、
ボクサーはみんな鼻が曲がっている。
俺も今まで、
曲がった鼻なんて気にしたことがなかった。
しかし、
いよいよそんな俺の鼻が…。
復讐の狼煙を上げはじめた!!?
3年ほど前から、
毎年秋から冬にかけて、
副鼻腔炎に悩まされるようになったのだ…。
原因は明白。
曲がったこの鼻だ…。
パッと見、
そんなに曲がっているように見えないのだが。
CTで見せてもらった、
俺の鼻の骨は…。
美しいほどにしなやかなカーブを描いている!
「流石に、
こりゃ、やるしかないか…」
俺は、
手術に踏み切ることにした。
手術は二つの方法がある。
一つは、
1週間ほど入院する全身麻酔で行われるタイプ。
もう一つは、
日帰り手術で局所麻酔で行われるタイプ。
行われる手術の内容は同じだ。
全身麻酔のリスクと身体に与えるダメージを考えると、
局所麻酔の方がいいな。
ドクターの説明では、
手術翌日から簡単なデスクワークくらいなら可能ということだった。
俺は、
日帰りでの局所麻酔手術を選択した。
手術当日。
朝一の受付を狙って列を作っている横を、
ススッと通り抜け。
一人先に受付を済ませた後。
手術室に案内される。
準備を済ませ、
いよいよ手術がはじまる。
主治医のドクターと挨拶。
もう何ヶ月も診察してもらっているので、
顔馴染み感がある。
手術中にかけたい音楽があれば持ってきていいと言われていたが、
特に聴きたい音楽も思いつかずお任せに。
ドクターは、
「宇多田ヒカルでいいですか〜?」
別になんでもいい。
さあ、
ここから手術が始まるわけだが…。
もちろん!
手術の様子を生々しく描写する事は、
可能だ。
しかし、
そんな事しても、
誰も喜ばないと思うので…。
そこはカット。
もし、
実際に同じような手術をすることになり、
詳しく話が聞きたいという方がいれば、
メッセージをくれれば個別に教えます☆
ただ一言!
感想だけ伝えておこう。
【とにかく誰かに手を握っていて欲しかった…】
これでなんとなく伝わるだろうか笑
1時間3分後。
無事に手術が終わり、
少し身体を休ませた後、
すぐに家路に着く。
手術当日は、
家に帰るまではわりと元気だった。
しかし、
昼寝から目を覚ました後、
痛みと出血に襲われる…。
麻酔が切れたのだ。
ここからは、
自分の生命力をフル活用して、
ダメージを回復させるしかない!!
そう、
とにかく寝るのだ!
【手術翌日】
ドクターの説明では、
軽いデスクワークくらいなら可能ということだった。
しかし、
そんなはずもなく…。
痛みと出血、
そして、
ダメージから来ているのであろう、
体のだるさでとても動けない。
この日も、
とにかく寝る。
そして、
【術後2日目】
ようやく、
痛みは無くなってきた。
しかし身体はダメージを回復させようと、
物凄い睡魔で睡眠を促してくる。
【術後3日目】
ようやく体のだるさも弱まり、
起きて活動することができるようになってきた。
【術後4日目】
もちろん、
本調子ではないが普通の生活に戻ることができた。
この手術で、
何よりキツかったのは、
鼻に詰め物をされて鼻呼吸ができないことだ。
このストレスがキツかった…。
さて、
今回は、
鼻が曲がったボクサーで、
治療を検討している人がいるかもしれないと思い、
詳細をシェアさせてもらった。
まあとにかく、
ボクシングは打たせたらダメなんだよ…。
改めて、
そう思った今日この頃。
中野敬太が手掛ける!
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