airbnbというサービスを知っているだろうか?
いわゆる民泊だ。
シェアリングエコノミー全盛の時代。
日本ではメルカリなどが有名だが。
アメリカでは、
民泊サービスのairbnbと配車サービスのuberの勢いはすごいようだ。
俺は海外合宿にいく際、
ほぼ全て自分で手配をしている。
受け入れ先へのコンタクトから始まり、
飛行機、宿泊先、その他諸々多岐にわたるのだが…。
今回の合宿を組む中で、
一番苦労したのがこの宿泊先選びだ。
ロサンゼルスの物価は本当に高い…。
特にハリウッドなんてモロの観光地。
ホテルなんて取ろうものなら数万円が一夜にして消えていく…。
宿泊地の選択肢は、
ホテル、モーテル、ドミトリー、ホームステイ、airbnb。
その中で俺が最終的に選択したのがこのairbnbというわけだ。
運良く、
トレーニングをするワイルドカードジム徒歩10分のところにairbnbの良さげな物件を見つけた。
そこに即決し、
滞在先が決まったというわけだ。
見ず知らずの人の家に泊まるわけだ。
不安がないわけではない。
ドキドキしながら物件まで行った。
なかなか良さげなマンションだった。
ホストと待ち合わせをした。
ホストの名はパトリック。
パトリックとの初対面。
彼は笑顔で俺を迎えてくれた。
そして部屋に案内してもらい、
ひと通り説明を受ける。
ただここで一つ大きな問題。
パトリックの英語が早すぎてほぼ聞き取れないのだ…。
アメリカに来て感じていたのだが、
アメリカ人の英語はめちゃ早い…。
フィリピンでは俺を外人扱いしてくれてみんな丁寧な英語で話してくれた。
しかもフィリピン人もネイティブスピーカーではないから、英語も聞き取りやすい。
ただアメリカは違う。
まず様々な人種が混在するこの街では外人は特別ではない。
なのでここでは、
外人だろうが英語が喋れるのが普通なのだろう。
そして、
彼らはバリバリのネイティブだ。
ゆっくり話しているつもりでもかなり早い、しかも英語を勉強したわけではないから教科書を無視した使い方という印象を受ける。
とにかく8割聞き取れない…。
仕方ないから残りの2割で勝負した笑
聞き取れない部分は切り捨て、
聞き取れる部分だけで会話を成立させる!!
まあこんな雑なやり方でもなんとかなってしまうから不思議なものだ。
分が悪くても勝てるところで勝負する。ボクシングと同じだ。
ひと通り説明を受けた後、
俺は買い出しに行こうと考えていた。
パトリックに相談すると車でスーパーまで連れて行ってくれることになった。
パトリックはairbnbだけではなくuberのドライバーもしている。
それならお金払うよと言ったが、
サービスだと言って車を出してくれた。
俺たちが向かったスーパーは、
アメリカではメジャーなオーガニックスーパートレーダージョーズだ。
ここで食材を買い揃え、
そして、
食事を済ませこの日は終了。
フライトの疲れで完全にグロッキー…。
さあ、
いよいよ明日からロサンゼルスでのトレーニングが始まる。