試合から2週間が経ちダメージも癒え、
トレーニングも再開。
ここから新たなスタートを切るために、
心機一転またここへやってきた。
フィリピンはセブ島だ🇵🇭
今年は海外へ積極的に行くということは決めていた。
もちろん他の国や街に行くという選択肢もあったが、
ツマミ食いで成果を出せるとは到底思えなかったので、今回も合宿地は前回と同じくセブ島にあるALAジムにした。
出発は早朝。
今回は娘も一緒に見送りにきてくれた。
しばらく家族ともお別れだ。
いざ出国。
5時間のフライトを終え飛行機は予定通り昼過ぎにセブへ到着した。
街にはそれぞれの匂いがある。
もちろんここセブにも特有の匂いがあり、
飛行機を降りたときにその匂いが俺の鼻にスッと入ってくる。
その匂いが前回の記憶を一気に呼び覚ます。
本当に戻ってきてしまったな…。
またここからセブでの生活がはじまる。
ここからタクシーでホテルへ移動。
2度目なので流れが分かるぶん気は楽だ。
ホテルへ向かう途中、
いきなりドライバーが車を路肩に止め料金メーターをいじり出した。
ガチャガチャやりながらこちらを見て、
「料金メーターが壊れた。料金は1000ペソになるけどいいか?」
1000ペソ!!?
一体どこまで俺を運ぶ気なんだ!?
記憶は曖昧だったが、
空港からホテルまでどんなに渋滞していても絶対にそんなにかからない。
あとで確認したことだが、
やはり200ペソから300ペソだった。
日本人だから吹っかけてきたという事か…。
「1000ペソは高すぎる!!俺が行く場所へはそんなに遠くないだろ!!」
ドライバーは、
「OK。じゃあ300ペソだ」
それでも若干高いと思ったが、
到着早々数十円のことで本格的に揉めるのは堪らない…。
300ペソで行ってもらうことにした。
もちろんその後は車内の空気は最悪…。
しかも大渋滞で車はぜんぜん動かない。
さらにドライバーはホテルの場所まで間違っていた。
明らかに違う方向へ進もうとしはじめたので…。
「そっちじゃない!逆に曲がって!」
やれやれという感じだ…。
初めてじゃなくて本当に良かったと思いながら、
無事にホテルへ到着。
ここでは、
馴染みのメンバーが俺を出迎えてくれた。
みんな俺のことをちゃんと覚えてくれていて、
笑顔で久しぶりと声を掛けてくれた。
無事にチェックインを済ませ、
すぐに出発の準備をする。
今日はこれから、
「IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」の観戦へ行くのだ。
早々に荷物をまとめ、
会場のウォーターフロントセブへ向かった。
つづく
フィリピン合宿への応援ありがとうございます!!
株式会社アクティブ